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トレード試行回数・勝率・確度が収束に及ぼす影響【Q&A】

更新日:2016年11月28日(月) 08:50

Q こんにちは。
いつも拝見しています。

たけしさんに質問したいこどかあります。
現在デモトレで特訓中なのですが、自分の手法に期待値がある場合、何回くらいの取引回数で結果が収束すると思われますか??

A いつも見て頂きありがとうございます。

一言に「収束」、と言っても、
どれくらいの勝率でトレードしているのか?
どれくらいの範囲、つまり誤差何%の収束なのか?
によるので、一概に答えは出せません。

1円のズレも無く収束する確率…というのであれば、収束確率は0%ですからね。

勝率は高ければ高いほど、少ない試行回数で収束はしやすくなるし、試行回数も多ければ多いほど収束しやすくなります。
また、収束範囲の確度を上げれば上げるほど、誤差は大きくなります。

確率理論上の計算ですが、

勝率50%を1000回試行すれば、99%の確率で、勝率は45.9~54.1%に収束します。
勝率50%を2000回試行すれば、99%の確率で、勝率は47.2~52.9%に収束します。

勝率25%を1000回試行すれば、99%の確率で、勝率は21.5~28.5%に収束します。
勝率25%を2000回試行すれば、99%の確率で、勝率は22.5~27.5%に収束します。

勝率50%を1000回試行すれば、90%の確率で、勝率は47.4~52.6%に収束します。
勝率50%を2000回試行すれば、90%の確率で、勝率は48.1~51.8%に収束します。

上記の差は試行回数・勝率・確度による差になります。

ただし、これは確率理論上の話です。

FXでは相場環境によって、同じトレードスタイルでは確率理論以外の波が発生します。

基本的に、トレンドフォローであれば、トレンド環境では勝ちやすくなるし、レンジ環境では勝ちにくいですよね。

たとえ環境認識が出来て、その相場環境に合ったトレードが出来ていたとしても、何かしら確率理論以外の波は発生しますから、単純に理論通りの収束確率になるとは考えにくいというわけです。

ただし、このような確率理論は収束値の参考にはなると思いますので、どうなると収束しやすくなるのか…?
というのは覚えておいた方が良いでしょうね。

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更新日:2016年11月28日(月) 08:50

1件のコメント

  1. まっち より:

    ご丁寧にありがとうございます。
    参考にさせて頂きます。
    なかなか結果がでないのですが、粘り強く探究していこうと思います。

    スロ、為替、ブログ等々これからも頑張ってください。

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