国内FX業者「OTC取引・相対取引」と海外FX業者「NDD方式」について【Q&A】

先日メルマガで、
「FX業者は、負けてる人達の損失額で利益を得ているわけですから…」
という一文を入れたんですが、

その事に対して…

FX業者の利益はスプレッドだけでは無いんですかね?

FX業者はスプレッドで稼いでるのではないのですか??

といった内容の質問を頂きました。

なので今回は、FX業者の利益の仕組みについて、ちょっと書いていこうと思います。

国内FX業者が行う、OTC取引「相対取引」の仕組み

まず、
「FX業者はスプレッドで稼いでいる」
…というのは、もちろん合っています。

ただ、国内FX業者の場合の利益は、スプレッドだけではないです。

国内FX業者のほとんどは、OTC取引(Over The Counter)、一般的に「相対取引」といわれる方式を行っている業者になります。

相対取引とは、簡単に言えばFX業者と投資家の間でのみ為替売買が行われているという事です。

実はほとんどの国内FX業者は、投資家と市場の仲介をしているわけでは無いんですよね。

一般的な為替レートを基準として、私達は市場を通さずにFX業者と取引をしているに過ぎないんです。

仕組みとしては、
まず、投資家がFX業者に買い注文を入れたとします。

こうした場合、FX業者はその買い注文に対して、同量の買い注文を外国為替を扱うカバー先の銀行などに注文します。

こうする事によって、その買い注文の値が上がろうが下がろうが問題は無く、FX業者はリスクヘッジできますよね。

ただし、FX業者に対しての注文は、様々な人から買い注文や売り注文が殺到しています。

よって、買い注文は他の人からの売り注文で相殺する事が出来るので、ほとんどの場合はいちいちカバー取引をしなくてもリスクヘッジは出来るのです。
これをマリー取引と言います。

カバー取引をするには手数料がかかるため、マリー取引によって自分のFX業者内で注文を相殺出来るのであれば、為替市場に取引を流さなくても、その分のスプレッドはまるまるFX業者の利益になります。

実際はほとんどの場合、FX業者は顧客からの注文を市場に流しません。

投資家の注文のほとんどをFX業者が吞んでいるという事は、つまり投資家が負けた場合は、その負け額がほとんどFX業者の利益になるという事になります。

FX投資家の9割は負けているわけなので、FX業者はカバー取引をしなくても儲かる…というわけなんですよね。

つまりこれは、FX業者によるノミ行為です。

市場にお金を流してるように見せかけ、自分の所でお金を回しているんですよね。

顧客が負ける事を前提にシステムを作っていますし、顧客が負ければ負けるほどFX業者の利益になるってわけです。

これは犯罪行為ではなく、一般的に認められた行為で、全く問題はありません。
(競馬でのノミ行為は犯罪です)

低スプレッド&固定スプレッドで運営している国内FX業者は、ほとんどが相対取引です。

DMM FX証券、GMOクリック証券なども、もちろんこれに当てはまります。

インターバンク直結のNDD方式

国内のOTC取引、相対取引FX業者と違い、海外のFX業者のほとんどはインターバンク市場直結のNDD方式(No Dealing Desk)です。

これはインターバンクに直結で顧客の注文を流す仲介を行い、その手数料、スプレッドで利益を得ています。

顧客が勝とうが負けようが関係は無く、注文数が多ければ多いほど利益になるってわけですね。

国内業者でも、現在は楽天証券やYJFX!のC-NEXなどがNDD方式で運営しています。

これらの業者のスプレッドを見てもらえればわかる通り、複数のカバー先があるため、常にスプレッドが変動しています。

相対取引をせず、確実に顧客からの注文をカバー先に流していますね。

OTC取引(相対取引)と、NDDのメリットとデメリット

OTC取引、相対取引業者のメリットとしては、なんといっても低スプレッドであるという事。

相対取引である事から、スプレッドを取らなくても利益を十分に取れるからです。

逆に国内FX業者のデメリットは、お金の流れが不透明である事。

決済自体も各業者が独自に行っているため、100%不正が無いとは言い切れないのが事実です。

NDD方式のFX業者はお金の流れがハッキリしていて、透明性があります。
インターバンク直結の取引で、不正もしようがありません。

デメリットは、スプレッドのコストが大きくなる事。

海外に拠点を置いているFX業者の場合は、2012年から施行された「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」が適用されず、雑所得扱いになってしまう事ですかね。
その場合は年間数百万以上の利益が出た場合の課税が大きくなるデメリットが大きいです。

つまり相対取引において、FX投資家の取引は、直接市場には出回っていないという事になります。

どちらの方式の業者を選んだらいいかはその人次第ですが、
個人的には国内FX業者の相対取引業者を選択し、なるべく大きく信用がある所を選んでいます。

やはりスプレッドが狭いのは大きなメリットだし、不正操作された事もないと思います。
あったとしても、気付かない程度の微々たるものであれば、低スプレッドのメリットの方が大きいですからね。

相対取引であれば、その業者の取引数も大きく体力のある所の方が信用出来るため、なるべく大きいFX業者を使っています。

今後も色んなFX業者が出てきたリ、状況が変わったりする事もあると思いますが、現在の所はDMMFX、外為ジャパン、GMOクリック証券…あたりを使ってますね。

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