Q
教材では長期足を見て環境認識することが大切とありました。
教材では長期足を見て環境認識することが大切とありました。
最近ドル円のチャートを見ると日足ではアップトレンドに対し4H1Hでは明らかなダウントレンドとなってます。
このような場合はやはり買方向でエントリーできる場所を探したほうがいいのでしょうか?
逆に1H4Hがダウントレンドなので15M5Mで売方向でエントリーするのはやらないほうがいいでしょうか?
A 質問ありがとうございます。
長期足環境は確かに大事です。
15分足、5分足でも、基本的には日足などの長期足環境は考慮するべきです。
ただ、長期足環境がアップトレンドだからといって、絶対に買い方向でエントリーすべき…、というのも違います。
日足がアップトレンドでも1時間足がダウントレンドであれば、1時間足のトレンドフォローに乗って売り方向でエントリーする価値がある場合もあります。
仮に日足トレンドがブレイクした後に押し目をつけ始めた場合であれば、細かい足のダウントレンド(日足の押し目)に乗っていく価値はあるかもしれません。
逆に、細い足で綺麗なダウントレンドだけど、日足のアップトレンドのライン付近であれば、トレンド転換する可能性を考えてエントリーしない…という判断も出来るわけです。
基本的に長期足でアップトレンドであれば、単純に細い足でもアップトレンドは発生しやすいわけですが、必ずしも買いしか選択肢がないというわけではないのです。
大切なのは、トレンドの原理を理解して、長期足が短期足にどのように影響するかを理解するという事ですね。