最近はビットコインなどの仮想通貨が非常に話題ですね。
質問でも良く聞かれます。
「ビットコイン・仮想通貨のトレードはしないのか?」
…と。
個人的にはやる理由が見当たりません。
その理由について、仮想通貨のメリットやデメリットを含め、なるべく詳しく1記事にまとめて今回は書いてみました。
仮想通貨のデメリットまとめ
安定しない通貨である
最も大きい理由がこれです。
仮想通貨は生まれたてで、まだまだ安定していない。
確かに仮想通貨は今話題性があり、市場規模自体も2017年で大きく膨れ上がりました。
しかし仮想通貨は2010年頃に生まれてから、つい最近まで低迷を続けてはいましたし、これから先も安定して価値が上がり続けるという保証は無いです。
仮想通貨で最も有名なビットコインも、2013年11月に約121,000円まで上昇するも、2014年4月には約45,000円、2015年1月には約25,000円まで暴落しています。
2017年になって注目が高まりましたが、まだまだ安定しているわけではありません。
2017年5月25日、日本の朝の情報番組で紹介されただけで、30万円から34万円までハネ上がり、約1日後には27万円に暴落。
この程度で、10~30%も価値が変動してしまうほど不安定なのです。
2017年9月1日は約550,000円だったのに、たった2週間くらいで300,000円付近まで暴落。
2週間で通貨の価値が半分近くにもなりました。
最も取引数が大きいビットコインでもこれだけ激しい動きをするわけですからね…、まだまだ仮想通貨全体の価値はどうなるのかわからない状態です。
ビットコインの過去の価格推移
年月 | 主な理由 | 価格 |
---|---|---|
2009年10月 | ビットコインの価格が初めて決まる | 1BTC=0.07円 |
2010年5月 | 初めてビットコインによる決済が行われる | 1BTC=0.2円 |
2011年6月 | メディアに注目され、第一次バブル | 1BTC=1,489円 |
2012年5月 | 違法行為に使われる可能性が高い、という内部資料が流出 | 1BTC=402円 |
2013年12月 | NHKで特集が組まれる | 1BTC=123,100円 |
2014年2月 | 13年末に中国政府が取引を禁止した事により暴落 | 1BTC=18,280円 |
2015年~2016年 | 低迷期? | 1BTC=30,000~60,000円 |
2017年3月 | 最高値を更新 | 1BTC=145,790円 |
2017年5月 | 仮想通貨法の施行とメディアの露出による急騰 | 1BTC=302,702円 |
2017年9月 | 米ドル価格で5,000ドルの大台突破 | 1BTC=582,650円 |
2017年9月 | 中国の取引停止などにより暴落 | 1BTC=309,780円 |
2017年 BTC/JPY チャート
ドル円通貨では1日の平均変動幅は約1円で、動いても2円ほどになります。
割合で見ると変動率は1~2%ほどですね。
対してビットコインは1日で10%や20%動くことも珍しくありません。
まだまだ30~40%の変動も現実的です。
これだけ安定していない通貨に資産を投資する事など、個人的にはちょっと考えられません。
実際に仮想通貨の使える店舗が増えても、価格が安定しなければ店舗も使うのを嫌がるでしょう。
結局価格が安定しなければ、需要も大きくならないのは明確です。
変動率(ボラティリティ)が大きい事の弊害
ドル円通貨に比べ、ビットコインなどの仮想通貨は変動率(ボラティリティ)が約10倍と言われてますね。
通貨自体の安定性が無く、ボラティリティが非常に大きいという事はちょっとした経済事情などで左右されやすくなります。
動きも予測しにくく、再現性も無い、リスク管理も非常に難しいトレードになるというわけです。
自分のトレードはトレンドやレンジなど、相場の根本的な原理を基盤としたトレードをしていますから、そういった原理から外れる予測不能な動きはなるべくして欲しくはありません。
だからこそ、FXでもマイナー通貨には手を出さないわけで、ドル・円・ユーロのみの通貨に絞ってトレードをしているわけです。
トレードで長期的に勝つためには再現性が必要なのは当然の事です。
再現性があるトレードしか自分はしません。
再現性のないものは投資では無くギャンブルだと思っています。
仮想通貨のトレードをするという事は、言わば「生まれたての超マイナー通貨に手を出すようなもの」です。
もし、自分が仮想通貨のトレードに手を出すくらいであれば、豪円・豪ドル・ポンド円・ポンドドルなどに手を出すと思いますね。
そちらの方が、仮想通貨よりもよっぽど安定するでしょう。
仮想通貨のトレンドに乗る長期保有について
仮想通貨の将来性を買う意味で、仮想通貨を長期保有する人も多いでしょう。
しかし、仮想通貨を長期で購入して行く…というトレードも自分はやりません。
「数か月で価値が何倍にもなった」
「市場規模が大きくなっている」
…というのは、結果論です。
今後もそれが継続して行く保障は無いです。
そういった事が予想出来ているのなら、2017年に価値が上がる前に皆ビットコイン買ってますからね……。
確かに市場規模も大きくなっている事から、これからも仮想通貨は価値が上がっていくかもしれません。
しかし、仮に今後も価値が上がる可能性が高かったとしても、可能性と期待値は別です。
多くの人が賛同しているものほど期待値は薄いし、それが暴落した時の損は大きくなります。
長年トレードを行ってる人は、○○○○ショック…というものを目にしてるでしょうから、言わなくてもわかると思いますが…。
普段からファンダメンタルトレードで結果を出している人であればともかく、自分はチャートを基準としたテクニカルトレードしかしません。
チャートしか考慮しない自分にとって、
「市場規模が大きくなっているから」
「将来性があるから」
…というのは、トレードする理由にならないのです。
いずれにしろ、自分は勝てる根拠の無いトレードはしません。
今の所、自分自身で仮想通貨の価値がこれからも上がって行くという根拠と期待値が見出せないので、仮想通貨の将来性を買っての長期トレードはしない。
短期トレードでも、ボラティリティが大きく安定しないことから、トレードのメリットが見出せないのでしない。
…というだけですね。
結果的に数年後、仮想通貨の価値が今から何倍に上がったとしても、それは自分にとって期待値のあるトレードではないですから、手は出しません。
市場規模がまだまだ小さい
2017年になって仮想通貨は今まで以上に注目され続け、市場規模も2017年初頭に2兆円弱だったのに対し、2017年9月には17兆円に上がりました。
しかし、ドル・ユーロ・円などの外国為替市場は一日の取引高だけで500兆円ほどもあります。
国の通貨と仮想通貨の市場はケタ違いですし、当然変動率や信用度も大きく違います。
仮想通貨はこれから様々な買い物などに使用出来る様になる可能性があり、一見他の国が管理する「ドル」「円」などと同様にも思えます。
しかし、仮想通貨には国が管理する機関がありません。
中央銀行の存在が無いという事であり、これが信用性が欠ける最も大きな理由でもあります。
「ドル」「円」などはそれぞれアメリカ・日本という大国が管理している国の通貨です。
もしその通貨に予想もつかない変動や危機が起こった場合は、その国がバックアップしてくれますが、仮想通貨に関してはそういった後ろ盾が無いのです。
なので、何にも問題無く通貨の取引が行われているうちは問題無いのですが、何か予想もつかない大きな事件があった時は、それこそ破滅してしまう可能性もあるのです。
まぁもちろんよっぽどのことが無い限り、仮想通貨の価値がゼロになる事はないですけどね
保障もある程度はありますから。
しかしその信用度は「ドル」「円」などの国の通貨より下がるという事は間違いありません。
また暗号通貨である事から、ハッキングによる盗難・偽造などの被害も懸念されます。
セキュリティ面でも、一般的な通貨に比べると信用度はまだまだ低いですね。
実際にここ数年で、何度も仮想通貨はハッキングによる被害を受けています。
●ビットコインの歴史と価格推移
取引所が混乱して凍結する可能性、サーバーダウンして取引が出来なくなるという恐れもありますから、リスクもあると思いますね。
スプレッドや手数料の比較
スプレッドや手数料の高さも少し気になる所です。
仮想通貨の現物取引の販売所はまずスプレッドが高めです。
ボラティリティが大きければその分手数料が高くても気になりませんが、それでも高過ぎ。
一般的なFX(外国為替証拠金取引)と、最も取引量の多いbitFlyerと、代表的な仮想通貨であるビットコインを比較してみました。
スプレッド比較 | ||
---|---|---|
通貨 | 往復手数料 | その他の手数料 |
ドル円(GMOクリック) | 0.03% | スプレッドのみ |
ユーロドル(GMOクリック) | 0.05% | スプレッドのみ |
ビットコイン(bitFlyer) | 2.36% | ・クイック入金手数料324円 ・出金手数料216~756円 |
ビットコイン(bitFlyer Lightning) | 0.15% | ・1日跨ぐと0.04% ・クイック入金手数料324円 ・出金手数料216~756円 |
ビットコイン(GMOコイン) | 1.69% | ・1日跨ぐと0.05% |
※直近30日の取引量10万円未満の場合
※手数料は状況によって変化します
※2017/9/28現在
「bitFlyer」と、「bitFlyer Lightning」がありますが、
「bitFlyer」は仮想通貨の現物取引(販売所)なのに対し、
「bitFlyer Lightning」はFXのような証拠金取引(証拠金取引)になります。
現物取引のビットコインは手数料がやはり高いですね。
仮に期待値あるトレードをしていれば、ボラティリティが大きいのでビットコインは有利ですが、それでも手数料に10倍以上の差がありますからね…、入金・出金手数料を考えると、一般的なFXに比べ圧倒的不利です。
「bitFlyer Lightning」と「GMOコイン」は一般的なFXのような証拠金取引で、仮想通貨FXとも呼ばれているものです。
レバレッジを効かせた取引も出来るし、スプレッドも小さめので良いと思いきや、ポジションを1日保有する毎に手数料が取られます。
言わば、毎日スワップポイントがマイナスになるわけですw
デイトレ、スキャルピングなら気にしないかもしれないですが、日を跨ぐとこの差は結構バカにならない手数料になります。
ビットコインは最も流通している仮想通貨なので、仮想通貨の中ではスプレッドや手数料は最安です。
また、bitFlyerも最大手で手数料は現段階では安い会社ですね。
それでもこの比較になるので、ボラティリティが大きい事を加味しても、現段階ではやはり一般的なFXの方がトレードするには有利なのです。
税金的にはFXのが有利
税金的な面ですが、仮想通貨は申告分離課税対象ではありません。
(仮想通貨FXも同様)
つまり、一般的なFXと違い、税金は一律20%にはならないという事です。
もし数千万単位で稼いだ場合は、50%以上の雑所得としての税金を納める事になりますね。
元々FXは税金が一律20%というメリットが大きいと感じて、自分は興味を持ちました。
基本的に、経費を除いて稼いだ金額が
330万円以上の場合、税率は30%。
900万円以上の場合、税率43%。
1800万円以上の場合、税率50%
4000万円以上の場合、税率55%。
これだけの金額を税金として納めなくてはなりません。
なので、投資で大きく稼ぐ場合、税率の上限が20%というのはFXの大きなメリットであり、
同時にこのメリットを生かせない仮想通貨取引は魅力が半減するのです。
仮想通貨のメリットまとめ
ギャンブル性が高い
さて、ここからは逆に仮想通貨のメリットを挙げていきたいと思います。
相場が荒れやすく、安定しない…と今まで言ってきましたが、短期間でギャンブルをするのであればそれは逆に好条件です。
一般的なFX(外国為替取引)は、やはり変動率が小さいので、数時間とかではそうそう滅多に大きく動く事は無いです。
短期間で大きな損は生まれないけど、大きな利益も出ませんからね。
予測は付きにくいので再現性は無いかもしれませんが、短期間で資金を数倍にする!…というギャンブル投資を行うのであれば、仮想通貨の方が向いてるかもしれません。
ただ、もちろんその場合は投資というよりも遊びの感覚で。
生活に負担の無い、余剰資金で行うようにするのがお勧めです。
土日もトレード出来る
基本的にFXは土日は市場が閉まってますが、仮想通貨は土日も含め24時間営業しています。
これは大きなメリットかもしれませんね。
特に土日しか時間の空けられないサラリーマンなどにはかなり好都合でしょう。
少額からトレード可能
一般的なFX(外国為替取引)はドル円1lot(10000円通貨)で取引したとしても、最低でも4~5万円の資金が必要となります。
0.1lot(1000円通貨)であればもっと抑えられますが、まぁ5~10万円の入金が最低ラインかと思いますね。
しかし、仮想通貨はもっともっと少額での取引が可能。
「bitFlyer Lightning」では0.001BTCから取引可能です。
1BTCが400,000円とすると…、400円ほどの取引ですね。
さらにレバレッジ15倍を掛ければ、実質27円ほどからの証拠金取引が可能という事になります。
失敗しても大した額ではないし、遊び感覚で出来る…という点では非常に良いと思いますね。
以上。
このあたりが仮想通貨のメリットです。
もしこのあたりのメリットを感じでくれた方は、試しにやってみてもいいんじゃないでしょうか?
口座開設や口座維持手数料はもちろん無料なので、作っておいて損する事は無いと思います。
個人的にお勧めの仮想通貨口座は、取引高No.1の「bitFlyer」です。
なぜ仮想通貨が話題になっているか?
最後に、なぜこれほどまでに仮想通貨が話題になっているかについて考察をしていきましょう。
将来性と価格急騰
2017年で、ビットコインを初めとした仮想通貨の価格が急騰しました。
BTC/JPY、2017年10月現在は約500,000円ですが、2017年初めは約100,000円だったので約5倍。
ドル円やなどではありえない急騰率ですよね。
これだけ価格が急騰すれば、当然それだけ儲かっている個人投資家も多いですし、仮想通貨の販売所からしても勧める事が出来る大きな理由になります。
「仮想通貨はこれだけ急上昇している通貨です!」
となれば、一般人の注目も集めますからね。
急騰の理由としては様々な要因が挙げられます。
仮想通貨自体が一般化し始め、使える店舗が増えたのも理由の一つです。
日本でも大企業が参入し、我々が知っている有名企業でもビットコインは使えたりします。
しかし、まだまだクレジットカードや電子マネーのように一般化されてるとは言えず、
メガネスーパーのように取り扱いが一時中止になる企業も少なくありません。
まだまだ安定しているとは言えないですね…。
ただ、世界中で今後使える店舗が増えてくる…という将来性を買われて、今話題になってはいます。
さらに、「仮想通貨法」などの法整備が整ってきたのも大きな理由ですね。
2017年4月から仮想通貨法が施行され、注目と信頼性が上がっています。
●教えて!仮想通貨法
確かに仮想通貨の信頼性はこれからも上がって行く可能性は高いと思いますし、これから電子マネーのように使える店舗が増えてくる可能性も高いと思います。
まぁだからと言って、投資として行う価値があるかと言ったらまた別問題ですけどね。
仮想通貨業者の急増とアフィリエイト
仮想通貨の将来性の他にも、注目されている理由はあります。
それはこの話題性に乗じて仮想通貨を扱う取引業者が増えた事。
仮想通貨の販売や売却を扱う業者だけでなく、仮想通貨FXと呼ばれる証拠金取引も世に出てきました。
9月29日、マネーパートナーズ、QUOINE、bitFlyer、ビットバンク、SBIバーチャル・カレンシーズ、GMOコイン、ビットトレード、BTCボックス、ビットポイントジャパン、フィスコ仮想通貨取引所、テックビューロなどの11社が一気に金融庁に仮想通貨交換事業者として登録されました。
現在、さらに17社が登録審査中との事。
競争激化する事によって、確かに今までよりも手数料は少なくなったり、取引自体もしやすくなったと思います。
しかし、多くの取引業者がこぞって仮想通貨の取引を斡旋しているという事が、さらに注目を呼ぶ要因になっているのです。
ぶっちゃけ、業者にとっては実際に仮想通貨が効率の良い取引であるかどうかはどうでもいい事です。
そこに期待値があろうが無かろうが、業者はユーザーに対して取引をお勧めします。
仮想通貨の取引をしてくれれば、業者は手数料で儲かりますから、お勧めするのは当然の事ですよね。
ちょっと前に「バイナリーオプション」がよく話題になりましたが、それと同じです。
取引業者は新規参入者が増えれば多少広告出稿に経費をかけても結果的には儲かります。
これだけ仮想通貨の話題性が出ている昨今ですから、
テレビCMや広告媒体にもここぞとばかりに出稿し、新規参入者を得ようとします。
まぁビジネスとして当然の展開ですね。
そうしてさらに話題性が爆発。
今まで投資に興味の無かった一般人をも巻き込みます。
それと同時に、アフィリエイト案件なども増えてきます。
そうなると、紹介報酬目的のアフィリエイターも当然増えますね。
大して仮想通貨の中身も知らないような人が、「仮想通貨がお勧めです!」と配信し始めるのです。
バイナリーオプションの時も感じましたが、これは本当に良くない傾向ですよね。
本当に詳しい人だけが、メリットとともにデメリットも伝えて紹介して欲しいのですが……。
最後に…
自分は仮想通貨に対して、決して否定的に捉えているわけではありません。
確かに将来性もあると思うし、場合によっては今後トレードをする可能性もあると思います。
しかし、現時点ではFXなどの他の投資と比較してのメリットがほとんど無いと思っているので、トレードする事はありません。
もし、仮想通貨の将来性を信じて疑わない人がいるのであれば、長期トレードで購入して行くのもアリだと思います。
もちろん、リスク管理が出来ていないとダメだと思いますけどね。
一般人に対しての広告・露出が増える事により、現在仮想通貨の話題性はピークに近い状態になっていると思います。
しかし、注目されてるからと言ってメリットが大きいわけではない…という事は、必ず覚えておいてください。
いずれにしろ、投資は行動を起こす前にしっかりと内容を理解し勉強する事が大事。
そして期待値がある根拠をしっかり持つ事が、大前提ですね。
14件のコメント
すみません。仮想通貨買ってるものです^ ^
仮想通貨には国が管理する機関がありません。
この記述が一番仮想通貨のメリットである部分ですよ^_^
円やドルの価値が低くなる可能性もありますし、そういった部分では同じと言えるのではないでしょうか??
否定されてないのもわかりますが、ビットコインにしか目を向けておられませんよね??ほかにも仮想通貨というくくりの中にはいろんな通貨があります!
例えばXRPという通貨をあげさせてもらえれば、XRPというのはリップル社という会社が発行しています。この通貨はリップル社が管理している通貨です。なので信用もあります。事実海外送金にも実験的に導入されようとしています。
否定していないのはわかりますが、よく調べられた方がいいと思いますよ。しかし、おっしゃる通り
FXとしてみるのであればたしかに選ぶ理由はないとおもいます。
本文でも言ってる通り、仮想通貨はドルや円に比べて安定しない通貨です。
つまり急騰する可能性もありますから、それをメリットと捉えればメリットですよ。
ドルや円も仮想通貨も価値が下がる可能性はありますが、リスク管理出来るかどうかで考えると同じとは言え難いです。
予測出来ないような暴落などが圧倒的に起きやすいからですね。
ビットコインを例に上げてはいますが、他の仮想通貨を無視してるわけでは無くもちろん様々な仮想通貨がある事は知っています。
ビットコインが安定性で言えば最もマシな部類であるから例に挙げているだけです。
別に仮想通貨自体が信用が全くないからダメ…といってるわけではありませんよ。
リップル社XRPに関しても同じで、様々な物議はありますがしっかりと管理されてる仮想通貨の一つだと思います。
とは言っても、いち会社が管理している通貨ですから、国が管理している通貨とはちょっと比べ物にはならないですよね…。
返信ありがとうございます。ただ言いたい事は仮想通貨の最大のメリットは国が管理しないことです。
将来性があるという部分に期待値を見出そうとしてましたが、危険な考えだと思い知らされました。
一応勉強の意味も込めて触っておきたいので、
余剰金で長期保有しようと思います。
余剰資金であれば全く問題ないと思います。
少なくとも自分が将来性があると見込んで買うわけですから。
自分の期待している会社の株を買うのに近い考えですよね。
こんばんは。
記事読ませて頂きました。
たけしさんの考えが細かく伝わってきました。
お聞きしたい事が一つありました。
現在の仮想通貨の話題性がピークに近い状態に達していると言うのは、ピークの状態に近いだけ認知されているとお考えになったのはどの辺りの情報からでしょうか?
私の身近な人ではビットコインって何?って聞いてくる人しかいません。なので私はそれほど多くの日本人には認知されていないと感じています。
こんばんは。
「話題性がピークに」…というのはちょっと語弊がありましたね。
ちょっと認知度とは違います。
認知度で言えば、株式投資・投資信託・FXなどの方が仮想通貨よりも現在ありますが、
「新しい投資として注目を集める」といった意味での話題性で言えば、株式投資やFXなどよりも注目されていると思います。
あくまで話題性・注目度という意味合いです。
もちろん今が話題性のピーク…というのもあくまで個人的予想です。
これだけ急騰する年もなかなか無いと思うので。
もしかしたら来年以降の方が話題性としてもさらに大きくなるかもしれませんしね。
こんにちわ。初めまして。
仮想通貨の話でちょっと余談ですが、なぜ投機の対象でしか見られないのかと、いつも思っちゃいます。
海外によく移動する人々にとっては、もうちょっとレートが安定したら十分使える通貨になると思うんですよね。今は日本の円が安定しているので、考えには浮かばないのでしょうが、いざ日本が不安定になった時の選択肢の一つには加えれるくらいの知識は広めても良いとは思うのですが・・・。
国が管理しないメリットはかなり大きいですが、でも大半の人から言わせれば、計算に管理されるよりはマシ。と思っちゃうのかなぁ?ちょっと寂しいですが。
投機の対象としてみれば、たけしさんの言う通りだと思います。
こんにちは、コメントありがとうございます。
まぁ投機の対象としなければ、余剰資金で持っているのは自由だと思いますね。
ただやはりまだ不安定なのは確かなので、円以外でリスクヘッジするならドルやユーロを持っていたいかな…と個人的には思います。
レバレッジが10倍に規制される可能性が高いようですがたけしさんは10倍規制後も取引はやっていくつもりですか?
自分は資金に対してのリスクが少ないんで、10倍くらいだったら全然問題無いです。
競馬よりはいいと思いますけどね笑
まー期待値で考えたら、適当なタイミングでやっても競馬よりは高いかもしれないですね。
ビットコインは発行される量の上限が決まってるので、当分はずっと値上がりしていくと思います。で、上限が決まっているものを通貨として使用するとどうなるかというと、デフレでものすごく不景気になってしまいます。1930年台の世界恐慌のときに、世界各国が金本位制を止めましたが、その理由は金の供給量が少ないため、経済を活性化させるための金融政策ができなかったのですね。ドルだけは金本位制を維持できましたが、戦後に放棄しました。経済活動を維持するために通貨の供給量を増やす必要があるからです。
現在、市場に流通している通貨は各国政府の管理の元、常に増え続けています。なので、ビットコインは怪しい兆候が出ない限りは各国通過に対して値上がりを続けると思います。市場の決済に使われるメジャーな存在になるかといえば、持っていたほうが得なものを使うわけがないのでならないと思っています。金のように実態的な価値があるわけではないので、どこかで「これってなんか意味あんの?」てなると思うんですよね。その前に逃げたいです。